オルガニスト楽屋話
第108話 2009年から2010年へ ---2010.1.1.
2010年、新しい年、いかがお迎えでしょうか。昨年は演奏活動、大学での授業、教会での奏楽、演奏会の企画、
アマチュアの方々へのレッスン、そして執筆、講演・・・音楽家、オルガニストの私としてできますお仕事を
色々させていただきました。与えられました様々な機会に感謝です。丁度私がドイツ留学から帰国した頃から始まった
オルガン・ラッシュ・・各地のホールにオルガンが新設されました。お披露目のコンサートなので
各地を飛び回りましたが、そうした時代も一段落。時を経過し、私も経験を積み、こうした私に今また再び
以前に弾いたオルガンを弾く機会が与えられ、新人時代に弾いたオルガン、お世話になった方と再会したり。
また懐かしい母校での演奏もありました。
これまでの経験や蓄積などいろんなことがあって、今の私、そしてお仕事があることを痛感する年でもありました。
右の写真は、12月17日川口リリアホールでのクリスマス・コンサート後のスナップです。
テノールの高野二郎さん、ソプラノの清水菜穂子さんと、お二人のお得意とされるミュージカルと
オルガンとコラボレーション、昨年大好評でリクエストが多くその第2弾でした。
オルガンは長い歴史の中で発展してきた古い楽器ですが、こうした新しい可能性、新しい試みもこれからもまたチャレンジして
いきたいと思っています。
2000年の年末に自分へのクリスマスプレゼントとして購入したアウディ。長年私と共に演奏会場へリハーサルへと
飛び回ってくれた愛車です。愛着があってなかなか手放せず、ここ1年半はセカンド・カーとして、実家にとめて
ありました。先月末に車検がくることを期に1台にすることに。日も迫り、いよいよ見ず知らずの下取り業者に査定を
頼まなくては。悲しい作業でなかなか行動にうつれなかったのですが、忘年会でその話をしたら、
同級生の友人が乗ってくださると。私とのお役目を終え、良い嫁ぎ先へお嫁にいきました。一緒に良く動いてくれた相棒との別れ。
さようなら〜、そしてありがとう!
年末と言えばお掃除。趣味が掃除やお料理、、と言うと、笑われるのですが、掃除は好きです。
なぜ笑われるのかわからないのですが、掃除は日常的なものだから、とりたてて話題にするのがおかしいのでしょうね。
私にとってはオルガンの練習時間の合間、つまり余暇にやっていることなので、これも楽しい時間なのです。
大掃除をしなくてもすむように、これが一応目標です。年末の掃除は早々に終わり、今年も雪を見たくなり、白馬へ出かけました。
雪不足のこの冬、ようやく降った12月の雪はふわふわで新しく真っ白なパウダー・スノー。そして快晴の真っ青な青空。山頂は360度のパノラマ。
自然の中で深呼吸〜。明るい話題が少ないこの頃ですが、音楽♪には感動を与えたり、気持ちを明るくしたり、
喜びを与える力があります!こうした時代にこそ必要なものではないでしょうか。2010年、元旦の東京は青空に。
各地からは大雪のニュース、我が家からは真っ白な雪をかぶった富士山がくっきりと見え、新しい年のスタートです。
元旦からオルガン弾いています(近所迷惑だったらごめんなさい)、今年もパワフルに活動します!仕事に趣味に。
どうぞ皆様にとっても良いお年でありますように!
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