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オルガニスト楽屋話

第264話 フィンランド、演奏旅行記 ---2024.8.24.

フィンランドは沢山の湖と森があり、なんと総人口は東京の3分の1、人が少なくとにかく静か。8月の平均最高気温が23度、朝晩は15度。 バスルームには、常に床暖房が入っている。緯度は北海道の北端よりも北と言うから、涼しい。猛暑の日本には申し訳ないような快適な気候。 風が心地良く、思わず深呼吸したくなる。自然を守り、環境に配慮する。徹底した分別ゴミ、太陽エネルギー。 空気と水の綺麗さは世界ランキング上位、クリーンな国。フィンランドは水道水が飲めるのも嬉しい。全てがBio、そのせいか野菜や果物がとても美味しい。 古い建築物も大切に保存している。

アパートメントを借りて、あるいはアパートメント・ホテルに滞在。演奏会のある地、3都市で、合計20泊。 いつも演奏旅行は、演奏会翌日には次の地へ移動、というスケジュールで動いていましたが、今回は、ゆっくり滞在を目指しました。

どこも大きなリビング、キッチン、ベッドルームのお家で、生活に必要なものは全て揃っている。トゥルクでは普通に暮らす広さの家、カテドラルからも歩いて5分、 鐘の音が聞こえる距離。フィンランドの食材を買って、こんなキッチンが欲しいと思うような広く整ったキッチン、収納も多く、食洗機など全て整い、モダンなデザインのキッチンでのでお料理も楽しむ。 野菜、果物、魚はもちろん、お肉も日本では食べれない美味しさ。その他、ミルク、ユーグルト、アイスクリームなどの乳製品、卵もとても美味しい。

食材は朝市やマーケットホール(100年以上前からあるような屋根付きの歴史的な建物内にお店が集まっている)、お気に入りのスーパーなどへ買いに行く。 食べたい物を食べたい量食べるので、胃腸にも優しい。

夜も遅くまで日がサンサンと照り、午後11時半ごろようやく暗くなり始め、朝は3時半ごろから明るくなる。夜間の教会でにリハーサルも怖くない。 やや寝不足気味にはなるものの、気持ちの良い天気で太陽と過ごす時間が長いのも悪くなく、フィンランド人は公園に座ったり、レストラン、カフェ、 外で飲食し、夏を満喫している様子。

今回は、写真のページに、全てアップ致しました。写真と共に演奏会の様子、街の様子、ご覧いただければ幸いです。









第263話 ストラスブール・オルガンランド ---2024.8.20.

7月8日、羽田空港を出発、フランクフルトから列車でストラスブールへ。ストラスブールは、 アンドレアス・ジルバーマンAndreas Silbermann(1678-1734、ドレスデンなどで名器を残しているゴットフリートの兄) はじめ美しいオルガンが沢山あり、現在も多くのオルガン製作家が工房を構えるオルガンランド。ストラスブール、そして その界隈の有名な歴史的オルガンを、今回はオルガンの生徒さん方と一緒に訪ねてきました。

8日間滞在したのは、イル川沿のアパートメント。カテドラルからも徒歩5分、どこの教会からも徒歩圏内、スーパーマーケット、 パン屋さんへは徒歩1分、オーガニックのスーパーもすぐ近くというとても便利な立地にあり、毎日オルガンを弾いたり、聴いたりしつつ、 朝市などで地元の新鮮な食材を買い、お料理も楽しみました。お野菜、果物、そしてチーズやヨーグルト、とても美味しい。パンはドイツ国境にも 近く、ドイツのパンも手に入る。そしてワインはもちろん、アルザスワイン。 自炊のいわばプチ・フランス生活。気候も暑くもなく、寒くもなく快適。時間があれば、 世界遺産の美しい街を散策したり、ショッピングしたり、それは楽しい日々でした。

7月13日には、EbersmunsterのA.ジルバーマン製作のオルガンを弾く機会が与えられました。 翌日訪れたマルムティエのオルガンとともに、オルガンの書物、教科書には必ず出てくる世界的に有名なオルガンです。 学生時代から書物の中で何度も読み、目にしてきた楽器を弾けるとは、なんて幸せなこと!

しかしながら、人口500人の村。最寄り駅のエーパーハイム駅から2.5キロ、公共の乗り物はありません。徒歩30-40分。 GoegleMapを見て、歩くことを想定し、メンバーには「ハイキングのつもりで、歩きやすい靴を用意して」と言っていたところ、 教会の方、G.Adamさんが駅まで迎えにきてくださるというメール。何て親切で有難いこと。男性だか女性だか、 年齢も一切わからないけれど、アダムさんが迎えに来てくださることに。

駅に降り立ってみると、畑の中の無人駅。駅員さんなどはいない、降りたのも私達4名だけ。反対側のプラットホームで手を振る、一人の男性。 アダムさんでした。車に乗せてくださり、教会へ案内し、鍵を渡され「どうぞ、お弾きください」。美しいオルガンに感激、感動。

帰りも、アダムさんが駅まで送ってくださったのですが、なんと、数羽のコウノトリと遭遇!!綺麗でした。幸せを呼ぶというコウノトリを初めて見た私、これまた興奮!!

翌日の7月14日、パリ祭の日には、Marmoutierマルムティエのアンドレ・ジルバーマンと息子のヨハン・アンドレアス・ジルバーマンに よって製作され、オルガンの大部分が18世紀のものが残っているという貴重な楽器での演奏会があり、これはどうしても聴きに行きたいと。

この日は乗り換えるバスがない。仕方ないので、途中のストラスブールから列車で約30分のサヴェルネという街まで列車で行き、 そこからタクシーで行くことに。駅にタクシーがなければ、Uber で呼べば良いと思い、時間に余裕を持って出かけて行きました。 さて、駅に着くと、タクシーなど一切ありません。ならば、Uberとなり、アプリで呼ぶのですが、「探しています」、「しばらくお待ちください」、 「いま近くに車はありません」、を何度かくりかえしていると、「40分で参ります」これならばまだ間に合うと思い、待つことに。しかしながら時間になっても、 車は来ませんでした。駅やキオスクにも尋ね、街のタクシー会社2社に電話するものの、「車はありません」と。駅前の木陰に集まって話をしているおじさん グループにも助けを求めるも、タクシー会社の電話番号を教えてくれるのみ。そこへはもうかけたから、、と困り顔の私。

すると「それでは僕が送りましょうか」と。「車を取ってくるから待っててください」。なんと有難いお言葉。 待つこと10分、どうやら、家まで車を取りに帰った様子。そして車で、マルムティエの教会まで送ってくださいました。 結局、1時間以上、駅前で時間を費やしてしまい、それでも演奏会開演間も無く教会へ滑り込み、演奏会を聴くことが出来ました。 パリ祭に合わせ、ラ・マルセイーズの旋律を用いた曲を2曲、歴史的な名器で忘れられない演奏会になりました。

Uber を当てにしてはダメ、と思いましたが、帰りは予約した時刻にきちんと配車され、帰途につけることに。

ストラスブールへ帰ると、トラムも途中駅で降ろされ、何やらすごい人。日が暮れると、花火が始まり、満天の空に、ドンドンという大きな音を立てて、 色鮮やかな花火の祭典が始まりました。カテドラルは、通常のライティングだけでなく、プロジェクトマッピングの演出まで。 何度も訪れているストラスブールですが、こんなライティングのカテドラルは初めて。これまた忘れられないパリ祭の日、7月14日になりました。

滞在中の一日は、Obernaiオベルネ、という街を訪ねました。オルガンもですが、ここはアルザスワイン街道の街、街並みもとても可愛らしく、 街は葡萄畑に囲まれています。ここでは、アルザス・ワインのテイスティングも。白ワインが中心ですが、赤の美味しいアルザスワインがあることも知りました。 おそらく、日本では手に入りにくいかと。傾斜のある街、高台にまで登り、随分歩きました。

お腹を空かせて、フレンチレストランに入りに、私がこの日選んだのは、ウサギ。もちろんアルザスワインと共に、多くの思い出が出来ましたが、 やはりフランス、美味しいお味も忘れられない思い出です。

オルガンの写真と共に写真の ページにアップしましたので合わせてご覧いただけましたら嬉しいです。









第262話 時代は変わった(帰国ご報告) ---2024.8.12.

1ヵ月の欧州滞在から帰国致しました。時代は変わりました。
教会のオルガンの鍵は、電子キーかタッチキー、暗証番号に。廻す鍵ではなくなりました。最後に滞在したヘルシンキのアパートメントホテルは、 全て暗証番号でキーレス、カードレス。鍵を持ち歩く必要もなく、紛失する心配もありません。

大きなカテドラルで深夜までの練習。「最後に出る時に、電気を消し、鍵を閉め、アラームも入れてね」と。司祭室など教会裏の部屋を通り、 幾つものドアを開け閉めし、暗闇の中、最後の扉に到着。アラームを入れる、ドキドキの作業。

そこで1ヶ月お世話になったのが、このSIMカード。もはや旅は変わり、街のトラムやバスのチケットはアプリで購入。 トラムやバスの駅や車内では販売していない、売っていても買える場所は少なく、その場所を見つけるのも大変。 ドイツやフランスの鉄道も同様で、駅で並ぶ必要もない。紙のチケットではなく、スマートフォンへ。アプリは乗れる電車、遅延も教えてくれる。 つまり携帯電話は、街を歩く時、常にネット接続されていることが必要とされます。

タクシーを呼ぶ、これはフランスで利用しましたが、UberやBolt。これもネット接続がないと使えない、つまりタクシーを頼む際にもネット接続が必要とされます。 フランスの田舎街で、Uberを利用し、これなしでは、あの田舎の村から駅へ辿り着けませんでした。

それで今回、重宝したのが、このSIMカード!!出発前に Amazonで1900円ほどで購入。確か欧州35カ国で使え、10G。日本を出る前日に設定し、羽田空港でSIMカードを入れ替えをし、 今回のドイツ、フランス、フィンランド、どこに行っても設定はそのままスムーズに使えました。
新しい場所へ行く時も、Goegle mapを開き、道案内。トラムの降りる駅が次です、と日本語案内まで。乗る電車の情報まで教えてくれる。
LINEを使えば、日本の母へ、1〜2日に一回、ビデオ電話。以前のような高額な国際電話代など払う必要なし。
欧州で普及しているWhatsAppで、行く先々の主催者やオルガニストと練習時間や鍵のこと、待ち合わせ場所の連絡、緊急時には電話もかかってくる。 コンビネーションやメモリーのシステムを動画で送ってきた所もありました。
スーパーでの買い物、分からないフィンランドを訳しながら、ここでもネット接続は不可欠。フィンランド語はないけれど、フランスではカメラ翻訳も利用。 約1ヶ月毎日使って確認したら、使用量はたった4.7ギガ。10ギガのシムで充分でした。 フランスではTabac、フィンランドではキオスクで、4ユーロ、10ユーロ、と安価で買えるけれど、買う場所を探す手間と時間、そして何より今回も フランクフルト空港のタラップに降りるなり電源を入れ、乗れる列車を確認したり、、Amazon購入はすぐに使え良かったです。

さて、私は無事帰国致しましたが、実は帰りの帰途の途中で、スーツケースとはぐれてしまいました。
8月6日、7:40 Helsinki (Finnair)- 9:20 Frankfurt (Terminal 2)
12:10 Frankfurt (ANA) (Terminal 1)- Haneda
この乗継でしたが、Frankfurt空港で待てど暮らせど、スーツケースがターンテーブルに出てこない。同じ飛行機から降りた乗客のうち、半分の人のスーツケースは出て来たのですが、残り半分、約20名が待っている。 待つこと、1時間。エアタグを荷物に入れている人がいて、「第1ターミナルに荷物はある」と言い始めました。違う所へ運んでしまった訳です。
係員に何を聞いても「もうしばらくお待ちください」の連発。乗り継ぎがある、しかもターミナル移動(ご存知の方も多いと思いますが、とても離れている、移動はバスか電車)、30分かかる。 周囲の人に聞いてみたところ、あとの方々はフランクフルトで降りる、乗継は私だけということが判明。
結局、ボスのような女性が来て「荷物無しで、行ってください」と言われ、慌てて走る私。運よくバスがいて飛び乗り、第1ターミナル内をまた走り、ANAカウンターへ。 事情を話すと「最終登場まであと8分です。ここで出来ることはないので、ゲートへ行ってください」
ゲートでも、荷物タグ番号でlost baggage を調べてもらうも、出てこない。「あとは東京で問い合わせ、探してください」

仕方なく、スーツケースがなくなっていることをわかって搭乗。どこかへ行ってしまったスーツケース。乗ってしまって良かったのか、フランクフルトで留まり、もう1泊しても探すべきだったか。後ろ髪を引かれる思い。
機内でスチュワーデスに相談するも、「Finnairさんの管轄ですから」、、確かに。それでも話をしていたら、親切にもフランクフルトの地上係員にメールしてくれたと言う。機内でもWifi使えるからと。 羽田到着1時間前「申し訳ありません。探せていないそうです。降りてから、ご相談ください」。

すると、到着寸前「井上さまのお名前タグが付いたバッグがあったそうです。羽田で話を聞いてください。」と。
とはいえ、どうやって私の手元まで運ばれるのか、Finnairは、フランクフルト-羽田便はない、とすると、またヘルシンキまで戻るのか。不安はつのる。
一応、別荘品申請書類を書かされ、出てきた場合、税関を通すことになるからと。
「中には衣類の他には?」
「楽譜が入っています」
フランクフルトにあることはわかった、しかし、それが私の手元に届くものなのか、、、仕方なく、不安を胸に帰宅。
今回、フランクフルト−ヘルシンキ間のチケットは、別途購入しているので、Finnairには、私が東京へ向かっている情報は入っていない。 どうなるのか心配していたところ、、翌日の夜、 ANAから電話、「スーツケースはFinnairが後送をLufthansaへ頼み、明日の朝、羽田着のLufthansa便の乗ります」。

ああ、良かった!!!! 翌日、羽田へ取りに行くことになりました。2日間、行方不明になったスーツケース。 過去に一度、プラハへ行った際、ミュンヘン乗り換えで、スーツケースが私の飛行機に乗らず、翌日ホテルへ届けられたことはありましたが、今回また、、驚きました。 フランクフルト空港は巨大なので要注意、それも肝に銘じてたのですが、今回のようなことが起こってしまいました。 折しも誕生日、お祝いどころではなくなってしまいました。

昨日は、ドイツ在住のヴァイオリニスト、古川裕章さんと礼拝奏楽。美しいヴァイオリンの響きに魅了され、久しぶりの教会での奏楽。 そして今日は、ご葬儀。楽譜もですが、着ているブラウス、パンツ、靴、オルガンシューズ、、いわゆる私にとっての「仕事用の道具 一式」・・その全てスーツケースの中に入っていたものでした。 本当に、無事手元に届き良かったです。

取り急ぎ、帰国のご報告です。旅のお話と写真は、これから追ってアップさせていただきます。



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第261話 紫陽花の季節 ---2024.5.31.
第260話 川口リリアホール33年の軌跡、ありがとう! ---2024.2.28.
第259話 Happy New Year 2024!! ---2024.1.3.
第258話 Candle Night on Christmas!! ---2023.12.27.
第257話 季節は変わり・・ ---2023.11.15.
第256話 ヴィリニュスでのコンクール ---2023.9.27.
第255話 8月の終わりに ---2023.8.31.
第254話 ドイツ演奏旅行記(その2) ---2023.7.19.
第253話 ドイツ演奏旅行記(その1) ---2023.7.7.
第252話 サットマリーの世界、再び ---2023.6.10.
第251話 悲しみの向こうに ---2023.4.9.
第250話 寒い冬に ---2023.2.14.
第249話 Happy New Year 2023!! ---2023.1.3.
第248話 Merry Christmas 2022!! ---2022.12.25.
第247話 Halloween Week ハロウィンに寄せて ---2022.10.30.
第246話 まさかのアクシデント ---2022.9.18.
第245話 誕生日に寄せて ---2022.8.7.
第244話 まさかの怪我! ---2022.6.30.
第243話 写真撮影 ---2022.6.7.
第242話 平和を祈り ---2022.3.1.
第241話 Happy New Year 2022!! ---2022.1.1.
第240話 First Sunday of Advent!!アドヴェントを迎えて ---2021.11.29.
第239話 音楽の力 ---2021.9.26.
第238話 コロナ禍での企画コンサート ---2021.7.18.
第237話 トップ・アスリートに思う ---2021.6.1.
第236話 つつじの季節 ---2021.4.24.
第235話 コンサート@川口リリアホール ---2021.2.12.
第234話 静かなお正月 ---2021.1.2.
第233話 with コロナの生活 ---2020.11.9.
第232話 新しい生活スタイル ---2020.7.15.
第231話 Stay Home お家時間 ---2020.5.28.
第230話 イースターに寄せて・・ ---2020.4.12.
第229話 大森めぐみ教会、新礼拝堂&オルガン完成 ---2020.2.9.
第228話 クリスマス、おめでとうございます! ---2019.12.26.
第227話 シルクロード、中央アジアへのコンサートツアー ---2019.10.1.
第226話 プチ・フィンランド生活 ---2019.8.17.
第225話 森と湖の国、フィンランド演奏旅行 ---2019.8.14.
第224話 美しい自然の中で・・マウイでの島生活 ---2019.7.4.
第223話 サットマリー先生、80歳のお誕生お祝い会@ソウル ---2019.4.21.
第222話 新しい季節に・・ ---2019.4.2.
第221話 2019年を迎えて ---2019.2.12.
第220話 アドヴェントとクリスマスコンサート ---2018.12.19.
第219話 仙川教会での演奏会 ---2018.11.19.
第218話 美しいソプラノ歌手の方々との3公演を終えて ---2018.10.28.
第217話 まさかのハプニング@ドレスデン、聖母教会での演奏会 ---2018.8.25.
第216話 スロヴァキアでの演奏会 ---2018.8.21.
第215話 美しさに囲まれて・・6月の演奏会 ---2018.6.21.
第214話 モロカイ島で癒しの時 ---2018.5.3.
第213話 Happy Easter!! ---2018.4.1.
第212話 寒い冬に ---2018.2.2.
第211話 Merry Christmas in 2017!! ---2017.12.26.
第210話 プチ・パリ生活 ---2017.10.30.
第209話 役者さん達とのコラボレーション ---2017.9.23.
第208話 天空の秘境へ ---2017.7.28.
第207話 マウイでの島生活 ---2017.7.8.
第206話 桜満開、新年度スタート ---2017.4.20.
第205話 東京オペラシティでのコンサート ---2017.3.4.
第204話 愛知県芸術劇場でのクリスマスコンサート ---2017.1.3.
第203話 クリスマスを前に・・ ---2016.12.24.
第202話 長い夏も過ぎ ---2016.10.9.
第201話 ドイツへの演奏旅行〜その2 ---2016.8.14.
第200話 ドイツへの演奏旅行〜その1 ---2016.8.11.
第199話 マウイの風に吹かれ島生活 ---2016.7.6.
第198話 本郷中央教会お披露目演奏会 ---2016.5.23.
第197話 アンコール・ワットへの旅 ---2016.4.17.
第196話 マタイ受難曲@キングズウェル ---2016.3.23.
第195話 カスパリーニ・オルガン ---2016.2.12.
第194話 Merry Christmas and a happy 2016!! ---2015.12.25.
第193話 豊田市コンサートホールでの演奏会 ---2015.10.31.
第192話 リトアニアでのコンクールとコンサート ---2015.9.25.
第191話 ムーミンの国、フィンランドへの演奏旅行 ---2015.8.11.
第190話 楽園の島、カウアイ島 ---2015.6.27.
第189話 青い海と緑豊かなアドリア海の国々を訪ねて ---2015.5.28.
第188話 桜満開 ---2015.4.2.
第187話 春近し ---2015.2.21.
第186話 Happy New Year 2015!! ---2015.1.11.
第185話 Santa Claus is coming ---2014.12.21.
第184話 秋から冬へ ---2014.11.28.
第183話 古きもの、新しきもの ---2014.10.17.
第182話 旅の話の続き・・ ---2014.9.1.
第181話 チェコの古都での演奏会 ---2014.7.29.
第180話 スイス音楽ツアー ---2014.6.26.
第179話 My Last Concert in 大森めぐみ教会礼拝堂 ---2014.6.16.
第178話 トリオ・ティエポロ ---2014.6.6.
第177話 ゴールデン・オルガン・ウィーク ---2014.5.4.
第176話 桜の季節 ---2014.3.31.
第175話 寒い冬に・・・ ---2014.2.14.
第174話 新しい年に寄せて ---2014.1.9.
第173話 アドヴェントを迎えて ---2013.12.18.
第172話 音楽の力@名古屋でのコンサートを終えて ---2013.12.2.
第171話 新酒の季節にスペシャル・コンサート(バスツアー第2弾) ---2013.11.6.
第170話 音楽が世界をひとつに@カリニグラード ---2013.9.23.
第169話 モスクワでのコンクール ---2013.9.14.
第168話 スイスの山での田舎生活 ---2013.8.30.
第167話 On My Birthday ---2013.8.9.
第166話 「達人のこだわり」取材秘話 ---2013.7.20.
第165話 さくらんぼの季節に(2つのコンサートを終えて・・) ---2013.6.28.
第164話 フォーレのレクイエム@オペラシティ ---2013.6.10.
第163話 薔薇の季節にバスツアー ---2013.5.29.
第162話 観て、聴いて、楽しめるパイプオルガンの調べ@サントリーホール ---2013.5.15.
第161話 緑の季節に ---2013.4.27.
第160話 キングスウェル・コンサートシリーズ始まる ---2013.4.12.
第159話 桜パワー ---2013.3.31.
第158話 『世界オルガン夢紀行』〜ドイツ続編を終えて ---2013.2.13.
第157話 続・NHK『ニューイヤーオペラコンサート』 ---2013.1.13.
第156話 NHK『ニューイヤーオペラコンサート』 ---2013.1.4.
第155話 美人でもないのに・・『美人白書』 ---2012.12.24.
第154話 プーランクのオルガン協奏曲・・ ---2012.12.2.
第153話 甲府のワイナリーにオルガン誕生・・ ---2012.11.20.
第152話 ドイツ音楽ツアーご報告・続き・・ ---2012.10.30.
第151話 ドイツ音楽ツアーから帰国しました・・ ---2012.10.21.
第150話 ミュンヘン行きの列車でのハプニング・・ ---2012.10.6.
第149話 ブクステフーデの街、リューベック・・ ---2012.9.23.
第148話 おとぎの国、リューネブルク・・ ---2012.9.17.
第147話 北ドイツへ向かう・・ ---2012.9.11.
第146話 心温まる国、ポーランド〜カテドラルでの演奏会・・ ---2012.9.8.
第145話 残暑お見舞い・・ ---2012.8.21.
第144話 楽譜・・ ---2012.7.21.
第143話 島生活でロハスな日々・・ ---2012.6.18.
第142話 爽やかな五月に・・ ---2012.5.26.
第141話 まさかのドア・ロック〜! ---2012.4.23.
第140話 Happy Easter!! ---2012.4.8.
第139話 旅 ---2012.3.24.
第138話 春、そこまで(雑談いろいろ) ---2012.2.28.
第137話 宝塚教会での演奏会 ---2012.2.9.
第136話 大きな愛に包まれて ---2011.12.31.
第135話 オルガンの絵本 ---2011.12.17.
第134話 音楽は楽しい♪ ---2011.11.27.
第133話 秋色いろいろ ---2011.10.19.
第132話 『世界オルガン夢紀行』〜東欧編を終えて ---2011.9.23.
第131話 ボヘミアへの旅〜こぼれ話 ---2011.9.17.
第130話 ボヘミアへの旅〜オルガン事情 ---2011.9.5.
第129話 ボヘミアへの旅〜ポーランド・ヴロツワフでの演奏会 ---2011.8.24.
第128話 リリアホール、おめでとう!! ---2011.7.18.
第127話 高原での演奏会 ---2011.7.5.
第126話 新たなる旅立ち〜川口リリアホール ---2011.6.30.
第125話 『世界オルガン夢紀行』〜フランス、ベルギー編 ---2011.6.5.
第124話 春が来た ---2011.4.29.
第123話 海ガメと泳ぐ ---2011.3.30.
第122話 祈りを込めて〜東北地方太平洋沖地震に寄せて〜 ---2011.3.20.
第121話 幸せを呼ぶ鳥、到来! ---2011.2.4.
第120話 究極の“遊び” ---2011.1.22.
第119話 クリスマス・ドイツ音楽ツアー(後編) ---2010.12.30.
第118話 クリスマス・ドイツ音楽ツアー(前編) ---2010.12.19.
第117話 心に響きを求めて〜札幌での演奏会〜 ---2010.11.7.
第116話 2つの演奏会を終えて ---2010.10.11.
第115話 秋、コンサート・シーズン到来♪ ---2010.9.25.
第114話 アドベンチャー・アイランド ---2010.8.30.
第113話 続・ポーランドへの一人旅 ---2010.8.14.
第112話 ポーランドへの一人旅 ---2010.8.4.
第111話 夏色に誘われて ---2010.5.29.
第110話 カザルスホールのオルガンの行方 ---2010.4.1.
第109話 オルガンもセンス! ---2010.2.11.
第108話 2009年から2010年へ ---2010.1.1.
第107話 スパイシーな国〜トルコ、ギリシャへの旅〜 ---2009.10.28.
第106話 裏話@愛知県芸術劇場 ---2009.9.16.
第105話 『世界オルガン夢紀行』シリーズ始まる ---2009.8.28.
第104話 音楽はインスピレーション♪ ---2009.7.12.
第103話 アルプスを望むスイスでの演奏会 ---2009.6.9.
第102話 癒しの音楽 ---2009.4.10.
第101話 突然の代役 ---2009.1.28.
第100話 ミュージカルに初挑戦 ---2009.1.2.
第99話 TV番組『みゅーじん』収録楽屋話 ---2008.12.22.
第98話 録音ひとり歩き ---2008.12.2.
第97話 スローライフ願望・・まさかの怪我! ---2008.10.19.
第96話 自然の中でリフレッシュ ---2008.8.5.
第95話 飛行機通勤20年 ---2008.7.17.
第94話 白石ホワイト・キューブ、あれから10年 ---2008.3.29.
第93話 夢を追って・・・芸大合格! ---2008.3.13.
第92話 アートな街、ニューヨーク! ---2008.2.3.
第91話 2007年もありがとう! ---2007.12.30.
第90話 ユーザー車検に挑戦! ---2007.11.29.
第89話 オルガンの未来 ---2007.11.23.
第88話 皇太子殿下ご臨席 ---2007.10.6.
第87話 「千の風になって」オルガン伴奏版 ---2007.9.17.
第86話 ふらっと、ドレスデン、ライプチヒへ ---2007.8.15.
第85話 スゥィートな国、ベルギーでの演奏会 ---2007.6.17.
第84話 ネイチャーアイランド ---2007.5.5.
第83話 春!!アクセル全開! ---2007.4.18.
第82話 音楽はダンス! ---2007.2.21.
第81話 ハートフル・クリスマス! ---2006.12.25.
第80話 ベルギー滞在記 ---2006.11.10.
第79話 ブリュッセルにて ---2006.6.26.
第78話 春爛漫 ---2006.4.25.
第77話 50回目のサン=サーンス ---2006.2.17.
第76話 新年を迎えて ---2006.1.1.
第75話 この秋、思うこと ---2005.10.25.
第74話 南の島での夢時間・・シチリア旅行記 ---2005.8.14.
第73話 近況ご報告 ---2005.7.7.
第72話 春に寄せて ---2005.3.9.
第71話 新しい年2005年に寄せて ---2005.1.1.
第70話 バルト三国オルガン紀行 ---2004.9.21.
第69話 サンクト・ペテルブルク奮闘記 ---2004.8.29.
第68話 脱!普通のオルガニスト ---2004.6.25.
第67話 いろいろありました!香港公演 ---2004.2.25.
第66話 心に届く音楽を〜石井竜也さん「羽音」全国ツアーに参加して〜 ---2003.12.26.
第65話 ポルトガル路線バスの旅 ---2003.10.1.
第64話 オルガニストという人種 ---2003.7.28.
第63話 私の愛用グッズ ---2003.5.28.
第62話 オルガン物語を振り返って ---2003.3.19.
第61話 2003年もオルガンの響きに夢をのせて ---2003.1.1.
第60話 クリスマスによせて ---2002.11.24.
第59話 スペイン旅行 ---2002.9.11.
第58話 歌え、オルガン ---2002.7.25.
第57話 オルガンは生きている ---2002.5.12.
第56話 アシスタント ---2002.4.16.
第55話 さあ、移動だ! ---2002.3.7.
第54話 感動すること ---2002.2.8.
第53話 2002年を迎えて ---2002.1.1.
第52話 シェイプアップ! ---2001.12.2.
第51話 おめでとう!金沢 ---2001.10.7.
第50話 思い出の街、フライブルク ---2001.10.6.
第49話 バイエルンの森でのコンサート ---2001.8.17.
第48話 私の相棒、ジョルナダ ---2001.7.26.
第47話 パリの日曜日 ---2001.6.25.
第46話 楽譜の中の音符達♪ ---2001.5.23.
第45話 ありがとう、新星日響 ---2001.3.18.
第44話 マイ・ブーム ---2001.2.21.
第43話 時代を越えて ---2001.1.28.
第42話 新しい世紀を迎えて ---2001.1.1.
第41話 人前で演奏すること ---2000.10.23.
第40話 オルガニストの休日 ---2000.9.16.
第39話 まさか、の転倒 ---2000.7.12.
第38話 清涼剤・・ハーブのある生活 ---2000.6.25.
第37話 恐怖の飛行@シカゴ ---2000.6.22.
第36話 消えたスーツケース@プラハ ---2000.5.12.
第35話 オルガンシューズ ---2000.3.20.
第34話 わあ、刺激的! ---2000.2.11.
第33話 新しい年、2000年によせて ---2000.1.1.
第32話 「きよしこの夜」の故郷 ---1999.11.28.
第31話 森の中で ---1999.11.3.
第30話 演奏旅行の楽しさ ---1999.9.19.
第29話 パリでの演奏会 ---1999.8.21.
第28話 演奏会当日のハプニング ---1999.7.24.
第27話 オルガンとともに過ごす時間 ---1999.5.27.
第26話 緊張と喜びの狭間に ---1999.3.8.
第25話 私の宝物 ---1999.1.30.
第24話 浮気で発覚・・すみだトリフォニーホールのオルガンの魅力 ---1999.1.3.
第23話 喜びの時も、悲しみの時も ---1998.11.23.
第22話 新しいアルバムによせて ---1998.10.8.
第21話 ホームページ・・開設2周年 ---1998.9.22.
第20話 ジャケット写真 ---1998.9.6.
第19話 本棚崩壊 ---1998.7.6.
第18話 普段の私 ---1998.6.2.
第17話 楽器に合った演奏 ---1998.3.25.
第16話 スウィミング ---1998.2.2.
第15話 Happy 1998 ! ! ---1998.1.4.
第14話 クリスマスプレゼント ---1997.11.24.
第13話 すみだトリフォニーホールの新しいオルガンによせて ---1997.11.4.
第12話 モニターカメラ持参のプーランク -- 東京オペラシティ ---1997.10.6.
第11話 おめでとう、札幌 ---1997.9.25.
第10話 ステージ衣装 ---1997.9.20.
第9話 演奏会のファイル ---1997.9.5.
第8話 白石キューブ、オープニング記念コンサートを終えて ---1997.6.29.
第7話 東京芸術劇場パイプオルガン、地震に弱く倒壊の恐れ ---1997.6.12.
第6話 トッカータとフーガ ニ短調 ---1997.4.2.
第5話 サンサーンス交響曲第3番<オルガン付き> ---1997.3.20.
第4話 何役もの”顔”をもった毎日 ---1997.3.20.
第3話 背中を向けての演奏 ---1997.3.20.
第2話 練習 ---1997.3.20.
第1話 持ち運びの出来ない楽器 ---1997.3.18.
新しい年によせて ---1997.1.

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