第168話 スイスの山での田舎生活 ---2013.8.30.
教会のすぐ横の家を借り8日間、美しいオルガンを聴き、弾いての自炊生活。朝9時にレッスンが始まるので、 毎朝、午前8時に開店する村にたった1軒のマーケットへ。地元の食材を使ってのお料理も楽しく、 朝食には濃厚で美味しいヨーグルト、ミルク、チーズ、バターの乳製品を。アルプスからの水でイタリアンコーヒー、 ミルクをたっぷり入れて、すぐ横で鳴る鐘の音を聴きながらの朝食。昼食や夕食にはお肉やソーセージを 焼き、骨付きの分厚いポーク、新鮮なお花入りのグリーンリーフ野菜のサラダは素朴ながら大変美味しく、 またお料理と共にスイスワインも堪能しました。ヴァレー州の切り立った岩山に整然と葡萄畑が広がっていましたが、 スイスの澄んだ空気にも似た、きりりとすっきりとした赤、白。ロゼのワイン。国外にはほとんど出ていない、 日本でも手に入れにくいので一般には知られていませんが、実はとても美味しいです。しっかりとお腹に。
シオンの世界最古のオルガン、またルチェルンに2日滞在し、友人オルガニストの案内でMuri とSt.Urbanの歴史的な楽器 を弾かせていただけるという嬉しい機会にも恵まれて、とても充実したスイス滞在になりました。 昨日、ロシア上空を飛んで帰国しましたが、明日また成田からロシア、まずはモスクワへ。 スイスで弾いた歴史的なオルガンのことなど、ロシアから帰ってきましたらまたご報告させていただきます。
写真もロシアから帰国後、更新したいと思っています。それでは行ってきます!
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