第213話 Happy Easter!! ---2018.4.1.
今年の冬は、白銀の世界を求めて2回雪山へ。(日本人よりも)外国人が多く、異国かと思わされる雰囲気、
そして長野オリンピックでも競技コースとなった長いコースと斜面の面白さから、白馬八方がお気に入り。
雪が舞い、樹木に積もり、真っ白な世界は幻想的。
快晴の日には遠くアルプスを眺めながら、自然の中をスキーを滑らす。何て楽しいスポーツなのでしょう、最高の機敏転換です。 芸大時代はスキー部。競技スキーも経験。
そんな訳で、スピード、滑り方はコントロール出来る、どんな斜面も安全に滑れる・・・今では完全に安全走行の私です。
そして子供の頃、身に付けたものは、体から離れませんね。
今年の雪も見納めだわ・・と思い、白馬を後にし、東京へ帰ってから、なんと2回も雪を見ることに。
さて私の近況ですが、バタバタと過ごした3月でした。 一番忙しかった日、それは横浜みなとみらいホールで、早稲田大学オーケストラとサン=サーンス第3番。 夕方から築地本願寺での翌週の演奏会のリハーサル・・・という本番とリハーサルが重なった日でした。 この日の出来事です〜〜。若さ溢れる情熱的なオーケストラと気持ち良く午後の公演で弾いた後、次の予定へと急いでホールから出て、次の目的地へ。 知らない道も、また空いている道もナビが教えてくれ、新しい道を走るのも楽しいな〜とドライブ気分で走っていると、 前に突然警官が現れ、ピーっと笛を吹き、私の車をストップさせ、路肩へと誘導する。え、どうして?!、何かあったの?・・・ 全く意味がわからない私・・。
「わからなかったでしょう、では説明しますね」・・と警官。
左折した信号からほんの数メートルのところに信号があったのです。隣にいた大きなタンクローリーのせいか、全く見えなかったし、気づかなかった私。
しかもこんな短い距離に信号があるとは。警官は「これは横からの細い側道から出てくる車のための信号なんです」と。
そして翌週の本番まで、スコアを見て研究。1週間しかない、と頑張った私。山本純ノ介さんの『組曲〜うたのふるさと・わがまち』から 「時代はめぐる」「地球讃歌」の2曲、オルガンが効果的に用いられた合唱曲で、 築地本願寺という特別な空間で、格別なコラボレーションとなりました。写真は演奏会後に、本願寺の中のお部屋で(文化財とされている歴史的な建物の内部も素敵でした!)。山本純ノ介さんと、 ピアニストであり奥様の山本きよみさんと。 そして今は、夏のドイツ、スロヴァキアでの演奏会、そして春から秋まで詰まった演奏会スケジュールで弾く曲、ソロあり、 伴奏曲ありでずっしりと重くなった鞄を 抱え、練習に日々過ごしています。 我が家の前、そして世間がお花見を楽しんでいる時期ですが、私はこれから弾くオルガンのことを思うとワクワク・・オルガンを弾いている時間が何より楽しくて、 お花見は移動の途中などで楽しみ、今年はお花見よりもオルガンに没頭していたかも、、そんな今年の桜開花でした(笑)。 暖かくなり体も軽く、花々が開花し、緑が芽吹き美しい季節の到来ですね、Happy Easter!!復活祭をお祝いする今日でした。
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