左の写真は「Over the Rainbow」(虹の彼方に)・・を市原愛さんが歌われた時の照明です。 「夢も本当にかなう。・・星に願い事をし・・」という歌詞が出てくるのですが、 いまのコロナ禍、制限され何かと大変な日常生活、、でも夢や希望を持って〜という私たちの願いを込めて演奏しました。 リリアホールのオルガンにも映し出されたかのよう。キラキラ輝き、久しぶりの公演をオルガンも喜んでいるようかのですね。 今回はソプラノの市原愛さんにご出演いただき、「親と子で楽しむオルガン・コンサート」・・会場には小さな可愛いお子様の姿も見えましたが、 おじいちゃま、おばあちゃままで、皆様にお楽しみいただけるようなプログラムでお聴きいただきました。バッハの名曲メドレー、 有名な「ニ短調のトッカータ」に、「G線上のアリア」、「主よ、人の望みの喜びよ」を絡めメドレーに、そして、パイプ(実際に オルガンとして使われていた笛)を使って簡単なオルガンのお話。 そしてディズニー、映画音楽、チャイコフスキーの「花のワルツ」などをメドレーで。市原さんは、祈りをこめた「アヴェマリア」から最後にはオペラのアリアを熱唱し、 明るく美しい歌声で、会場を盛り上げてくださいました。華やかなドレスもお似合いで素敵、ドレスが着れない私はうっとり。
コロナ禍の自粛時間、一人でオルガンを弾いていても充分幸せで満足。オルガンと対話しながら、いくらでも時間は過ごせます。
でも!やはり聴いていただけるということは格別ですね、聴き手があっての演奏家・私たちだと思いました。
演奏会が終わり、今朝はすでに受難週、復活祭に向けての曲探し、そして譜読みスタート。 「Christus, der uns selig macht」(キリストは、我らに幸いを与え)BWV747・・このバッハのコラール、ハンガリーの作曲家 コダーイがチェロとオルガン(ピアノ)のために編曲していて、以前、 チェロと演奏したことがあるのですが、まだオリジナルのこのバッハの曲を弾いたことがありませんでした。 今月17日から始まるレント(受難節)の曲、バッハの曲らしくなく、偽作?とも言われているみたいですが、なるほど、コダーイが取り上げるだけあって 他のバッハのコラール作品と様式も違い、面白い曲、、あとは復活祭のカンタータのオルガン編曲版にもはまっています。勉強も楽しい時間、オルガンと出会った、 中学、高校時代の私と全く変わっていない。自粛でも相変わらずの生活が続いている私です。
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