10月31日は宗教改革記念日、マルティン・ルターが中部ドイツにあるヴィッテンベルク城の教会の壁に「95か条の論題」を張り出し、宗教改革を始めた日、 プロテスタント教会が生まれた日です。ルターは聖書をドイツ語に訳し、また歌いやすいようにドイツ語で歌詞を付けた讃美歌(コラール)を作曲しました。 オルガニストにとって、ルターの存在は大きいです。 「神はわがやぐら」はルターが作った最も有名な讃美歌ですが、宗教改革記念日に近い日曜日、つまり今日はこの讃美歌を使ったコラール作品がよく演奏されます。 私も今日の礼拝で弾いてきました。 このようにキリスト教会では重要な日ですが、10月31日はハロウィンでもあります。クリスマス前のひとつのイヴェントとして、 街はカボチャやお化けのハロウィン・グッズ、オレンジ色で賑わいます。ハロウィンはもともとケルト人のお祭りで、 キリスト教とは全く無関係ですが、全く関係のないこの2つの行事が同じ日というのは偶然だと思います、毎年同じ日です。
そういう訳で、日曜日の今日、礼拝では「神はわがやぐら」を奏楽し、今週はフラで
またお料理でハロウィンを楽しみました。かぼちゃはビタミン豊富で、スープ、グラタンなど様々なお料理で。
逆に今は、体の力も抜け、一音一音に優しく、より大切にかかわれる様になったような気がします。音楽する喜びを再び取り戻し、 これからクリスマスに向けての準備も始まりました。 私の日頃のスピーディな動きと生活に反省し、ゆっくり丁寧に、を心がけていますが、やはり指が治れば急ぐし速い。 つまり出来るだけ早く用事を片付けて、出来るだけ沢山の時間を好きなこと、オルガンの時間に充てたい、というのが、 もう本当に体に染みついているのですね。この生活が数十年?ですから。でもこれからは注意して過ごすことを心がけます。 ハロウィンは秋から冬への変わり目、また新しい季節を楽しみ、過ごしてまいりましょう。
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