第265話 Happy Halloween 秋を迎えて ---2024.11.3.
毎年のことながら、10月31日は、ケルト人のお祭りであるハロウインであり、またキリスト教会で 大切な宗教改革記念日、全く違う2つのお祝いの日が同じ日です。 今年はかぼちゃをくり抜いた形の、ジャック・オー・ランタン、それから家族の家の庭で実った柿に 顔を書き飾りにし、健康食材でもあるカボチャでお料理したり、色々楽しみました。 教会では500年前にプロテスタント教会が誕生したことを記念する日であり、 ドイツの宗教改革者、マルティン・ルターがつくったコラール「神はわがやぐら」のオルガン曲、 今年は、バッハ、パッヘルベル、ヴァルターの3人のバロック作曲家による「神はわがやぐら」尽くしで、教会で奏楽しました。
かっぱ橋大通り、調理器具などのお店が立ち並び、どこへ入るのかと思いきや、一目散に目に留まった、調理服やのれんを売るお店へ入って行く。 ご主人はドイツのオーケストラの奏者ですが、料理が趣味とのこと。長袖、黒の調理服を試着し、一番大きなサイズを購入。 のれんにも興味を示し、ダイニングにかけようと言いながら、今回は見送ることに。 調理器具屋さんに入ると、ザル。お米を洗う時に必要、日本のものはクウォリティが高い、と。聞くところによると、お米は、住んでいる街のSUSHIレストランから、10キロ単位で日本のお米を 買っていると言う。その他、大根おろし器、しゃもじ、木製の分厚いフタを購入。何に使うのかと聞くと、「野菜を茹でて、このふたをしておくと、美味しく出来上がる」と言う。確かに ドイツでは売っていないだろうが、私も使い方を知らなかったくらい。 さらには、包丁2丁。大きな包丁と、小さな包丁。「日本の包丁は最高だ」と。研ぎ機も買い、そして免税の書類をもらい、反対側に還付を受けられる所があり、その場で還付を受けられる、、知りませんでした。
そして最後に入ったのは食器屋さんへ。これがなかなかおしゃれで、センスの良いものを集めているお店で、ここでも散々迷った結果、お皿5枚購入。
モダンなデザインの日本製のお皿。食器も買うつもりだったようで、プチプチ、気泡シートも持参してきている。
そして、干椎茸、柿、みかん、も買いたそうにしつつ、、荷物が持ち切れず断念。そして上野駅近くの電気ショップに入り、 携帯電話のシムカードや付属品などここでも日本製を色々調達。 友人夫妻がこんなに日本びいきで、和食も作り、日本の物を使っているとは知らず、正直驚きました。 私はヨーロッパへ行くと、色々買って帰ります、例えば包丁ならばドイツ製のヘンケルを好み、欧州の日用品、食料品、 こんなものまで、と言われますが、同じようなことをしています。今年は夏の1ヵ月、フランス、ドイツ、フィンランドに滞在しましたが、「ライス」は一度も食べませんでした。もちろん 日本ではご飯、食べます、気に入った産地から好きなお米を取り寄せ、好きです。けれども、欧州へ行けば、パンとパスタで特にライスは恋しくなりません。 今回、ドイツ人と東京下町を歩き、日本文化の良さも改めて知り、秋の一日、いや半日でしたが、共に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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