オルガニスト楽屋話

第267話  新しい年、2025年スタート! ---2025.1.31.

新しい年を迎え、はや1ヵ月が過ぎようとしています。毎日お寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか。
今年のお正月は、母のところで新年会をすることになり、クリスマスが終わると、すぐに片づけてお正月の準備に入る日本ですが、 我が家は1月6日の公現日(3人の博士が、キリストの生まれたベツレヘムを訪ねた日)まで、 クリスマスの飾りつけのまま、クリスマスの余韻を長く楽しみました。

海外からのクリスマスカードはめっきり減りましたね、その分、メールでのメッセージが増え、私も その返信に、慌てて英語、ドイツ語でメッセージカードを作りました。
使った写真は、11月末に、フランス人の友人と忍野を訪ね、山中湖畔で写したものです。

1月11日、新年早々に母校でのチャリティコンサートがあり、思いっきりお正月モードにはなれなかったのですが、 これは演奏家の宿命ですね、年末年始、普段とは違う時の流れ、空気感を楽しみました。

卒業した小学校、中学校、幼稚園にもパイプオルガンが設置されたものの、高校の礼拝堂にパイプオルガンがありません。 いわゆるチャーチモデルの電子オルガン、私も在学時、それから大学生になってもお仕事(当時のアルバイト)として奏楽していました。
新しい礼拝堂が建設されたものの、パイプオルガンの導入資金が、円安で高騰してしまい、予算では足りなくなり、 そのためのチャリティコンサートでした。
卒業生のオルガニスト12名(実際には約その倍いると思います)で、大学の礼拝堂で演奏しました。一人7分、リハーサルは前日40分、当日20分、 何かと制限多い中、しかもオルガンがから鳴りしたり、不調な中でしたが、無事終了。満席の会場、会場にいらしてくださった皆様、ご協力の暖かいお気持に感謝致します。
3段鍵盤のロマン派も弾けるようなオルガンを希望されているそうですが、オルガンが鳴り響く日(3年後?)を心待ちにしています。 こんな機会で、母校に行く機会が出来、また楽屋でのお喋りも楽しかったです。

さて、日本向け年賀状は、昨年夏に弾いた、HelsinkuカテドラルとEbermunster(アルザス)のオルガンです。

また先週は同期(小中高)の友人たちと、表参道イタリアンで夕食会の機会、32名が集まりました。中には、誰だかわからないくらい変わっていた友(男子)もいたり、、。 「誰だっけ?」と遠くで噂する女子たち。50年とか時間が経ったのに、タイムスリップ、あの頃に戻り、笑いいっぱい、懐かしい話で盛り上がり、デザートを食べるのを忘れるほど、話に夢中に、 幼馴染とは心がすぐに通じ、良いものですね。

そしていよいよ確定申告の時期に。書類も揃い、帳簿はきちんと付けているものの、山のような領収書を揃え、申告の書類作成、これから頑張ります。 というわけで、まずは、パソコンの整理からと思いきや、長年の写真など、膨大なデータの整理に突入してしまい、今日くらいで、これも終わらせないと、というところです。 家の中も、必要ないものは処分し、いつも整っているよう心がけ、今年に入って、いまのところこの心がけ、継続中です。

今年は、これまで出来なかったこと、コロナ禍で中断していたこと、やりたかったこと、進めていきたいな、と思っています。
まずは健康維持、健康でそして穏やかな日々を過ごしていけたらと願っています。皆様方にも、佳いお年をお祈り致します。






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