オルガニスト楽屋話

第270話  Alohanaな島での夏休み ---2025.7.28.

お暑い夏を迎えていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は約3週間、ハワイで夏休みを過ごしてきました。 滅多にない楽譜、衣装無しの旅。モロカイ島の恵まれた自然の中で15日間、そしてその後、乗り換え地のホノルルで5日間。 ホノルルは主に趣味のフラのため。コロナ後、ずっと行けなかったHawaii、6年振り。

ホノルルから9名乗り(そのうち2人は乗務員ですから、乗客は7人)のセスナ機でモロカイ島へ。チェックインのカウンターでは、 スーツケースの重さを測り、その後、機内持ち込みの手荷物と一緒に私も計測器に乗って重量を計る。体重で座席が決まるようだ。

小さい飛行機は低空飛行、ワイキキのビル連立の景色を去るとオアフ島東部の美しい海岸線を見ながら、約30分でモロカイが見えてきました。 モロカイはオアフとマウイの間の島。パイロットは女性2名で、何やら楽しそうにお喋りに夢中。着陸前、強風でかなり揺れたにもかかわらず、 笑顔。帰りのフライトは、ワンちゃん連れもいて、何とものどかなフライトですが、結構スリル満点。

海の見えるコンドミニアムで、聞こえてくるのは椰子の木が風に揺れる音と鳥の囀りだけ。目覚めると青い海そしてピンク色に染まる朝焼け, 昼は海のブルーの色の変化を楽しみ,夜は刻々と日が沈む美しいサンセット、そして空は満天の星空に変わる。心地良い風に吹かれ海を見ながら、 食事はラナイで。

モロカイ島は他のハワイ諸島と違います。人口7000人、信号機はひとつもない。ガードレールもない。車の数も、島の中心地カウナカカイ以外、とても少ない。 道を歩いている人は見かけませんが、鳥,ターキー、そして鹿が頻繁に道路に現れる。人よりも動物の数の方が多い島。

住民の38%は自給自足の生活をしているそうです。ネイティブ・ハワイアンの割合も他の島より多く、文化、習慣を何世代にも渡って受け継いでいます。 自然を守りAlohaスピリット愛の精神を伝承する姿勢を強く感じます。 フラダンスの発祥の地もモロカイ島です。

観光地化を積極的に阻止しているが故、自然が守られ、何も無いけれど自然豊かで静かな島です。 空港についてレンタカーを借りる。その際に手にしたパンフレット、冒頭に「Don't change Molokai. Let Molokai change you」。驚きましたが、 島の文化と自然を守る姿勢が、強く表れています。でも島の人は優しく、目線が合うと必ず微笑んでくれる。 サンゴ礁のリーフに囲まれたこの島のビーチは、どこのビーチもブルーのグラデーション。光によって変わるブルー。そしてどこのビーチも人がほとんどいない、 無人、プライヴェートビーチ状態。水は、マウイやカウアイより透明度が高く、とても綺麗。ハワイアン・モンクシールもほぼ毎日、ビーチにあがってきて お昼寝をし、可愛い。絶滅危惧種で、触ったり、餌をやったりしたら罰金、処刑にもなるという、人よりも大切にされている。

最高気温が28度、朝晩は涼しく、日本の夏より過ごしやすく、時々シャワーが降るものの、全日晴天でした。

海は潮が強く、泳げないので(実は2週間の間に1か所、泳げるビーチを見つけました、2枚目の写真のビーチです)、島に1か所のパブリック・プールへ。 「Hi!」監視委員のおじさんとも顔見知りに。25mプールは途中からダイビングプールになっていて、とても深く、また塩水。 海の水ではなく、塩を入れているとのこと。塩素の代わりに、塩を使っているプール。体にも優しく、そのせいか体も浮き、とても泳ぎやすい。 青い空の下、プールでもリフレッシュ。

細長い島で、島の西部に滞在してたので、一度は半日かけて島の東の端までドライブ。最後は、断崖絶壁、カーブの多い、細い道へと。 しかしながら、そこに現れたのは、美しい海岸線と滝。その地にも、数名のハワイアンが住み、自給自足の生活をし、自然と環境を守っているそうだ。

島の中心にマーケットは2軒、パン屋さんが1軒(Kanemitsuベーカリーと言って、ホノルルでも人気になっている)、マーケットでは「久しぶり」とハグし挨拶を交わす人が多く、 どうやらみな知り合いのようだ。 数は少ないけれど、一応、全て揃っているマーケット,それから地産の野菜や果物が売られているFarmers Market がコンドミニアムへ帰る途中にあり、そこで調達する新鮮で オーガニックな野菜、果物、とりわけパパイヤ、マンゴ、モロカイビーフ(写真はモロカイビーフで作ったハンバーグ)は絶品でした。「パパイヤ3つ8ドルでいかがですか?!」。2週間滞在ならと買い込む。 レストランがほとんどないため、毎食自炊。地元の食材を中心に、ハワイの空気の中で、お料理も楽しみました。

ホノルルは僅か60キロしか離れていないのに、高層ビルが連立し、島とは別世界。いま趣味で楽しんでいるフラの衣装やアクセサリー調達のため、フラショップを梯子。 オアフ島在住の、中高時代の友人と再会。ガーデンのPua Kenikeniというとても良い香りのするお花で美しいレイを作ってくださり、 Hawaii流のWelcome。車を出して回ってくださり、再会とともにお買い物も楽しみました。最終日にはフラ・レッスンにも参加し、 芝生で裸足になりハワイの空の下で踊る私、最高の心地良さ。英気を得て、帰国しました、また元の生活にcome back。

島での写真を写真のページに、アップ致しました。島の様子、ご覧いただければ幸いです。





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