オルガニスト楽屋話

第48話 私の相棒、ジョルナダ ---2001.7.26.

近年物欲のない私ですが、久しぶりに “欲しい〜”と思うものが現れました。 パソコンです。ADSLにするにあたり、LAN接続が簡単で、ブロードバンド 対応のPCが欲しくなったのです。墨田トリフォニーホールからの帰り道に、 秋葉原の電気街、有楽町にできたビックカメラにふらふらと。 無駄なものは買わない主義だけれど、欲しいと思ったら絶対欲しい! 決意をしたら行動は早く、結局先週はなんとデスクトップとモバイルの2台の パソコンを買ってしまいました。

デスクトップはCompaq Presario、液晶のモニターで、スイスイと快適です。イン ターネットはもちろんのこと、コンサートのプログラムや曲目の解説を書いて保存 し、またレパートリーリスト、“着た衣装”のデータなども入れています。

さてモバイルの方は、Hp(ヒューレットパッカード)の「ジョルナダ」です。大きさ 8cm×18cm、手のひらに乗るほどの小型で、500gという軽量。ハンドバックに入 れて持ち歩き、携帯電話で、いつでもどこでもネットにつながるのです。

飛行機を利用することが多い私ですが、空港の待合室に入ると、 いまやほぼ全員がPCで何か作業をしている時代です。親切にもラウンジには各席に モジュラージャックが装備されています。モバイルを携帯することに憧れていた私で すが、ジョルナダのコンパクトなサイズにいっぺんに魅せられ、飛びついてしまいま した。

仕事の連絡の半分ぐらいはメールになりました。確かに相手の状況を考えずに、い つでも送れるのは便利だし、ファックスよりこまめに行き来します。外出先からでも読 めるメールは、本当に便利。

教会での練習中にもメールを送受信できてしまう。演奏会本番の日というのは、結構 楽屋で時間があったりするもの。携帯電話のつながるすみだトリフォニー、東京芸術 劇場の楽屋からもメールが送れてしまう・・。

今も新幹線の中でこのメッセージを書いています。これを我が家のPCに接続する と、簡単に同期できます。これで打ち合わせ、大学の試験の時なども、かさばった 資料を持ち歩く必要もなくなります。もちろんスケジュール管理もバッチリです (私が見落とさない限り)。

これからジョルナダはいつも私と一緒。来週からのドイツへの旅にも、もちろん連れ ていきます。

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