オルガニスト楽屋話
第185話 Santa Claus is coming ---2014.12.21.
クリスマス、いかがお過ごしですか。よくヴァイオリニストのアゴの下が
青黒くなっていますが、私の場合は私は“座りアザ”、、長時間、固い椅子に座り、同じところに体重がかかっているせいでしょうか、
痛みはないですが、足の付け根の青アザ。クリスマス前、限界でした、、。
ムジカーザの主催公演で、完璧なテクニックと素晴らしい音楽性を持ち合わせ、4本のトランペットを持ち替えて
演奏してくださったN饗主席の菊本和昭さんとの共演、とりわけナジ・ハキムの“トランペットとオルガンのための
ソナタ”の演奏は、リズムとスピード感に溢れ楽しかったです。(右の写真は、演奏会後にムジカーザ前で。)
そしてキングズウェルでのクリスマス・スペシャルコンサートは、ソプラノ、テノール、トロンボーン、そしてコーラス、
響きの良いホールに豊かな音楽に満ち溢れて、会は終了しました。演奏会が終わっても、美しい響き、メロディーが私の中でずっと繰り返して流れています。
共演してくださった演奏家の皆様、そして会場にお出かけいただいた皆様、そしてスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
まさに音楽と共に過ごせたクリスマスでした。
(会場にいらした方が、客席から撮影してくださった写真です。)
演奏会、教会、そして通常業務(・・大田区のお仕事などです、、笑)、、とりわけ忙しいクリスマスですが、
サンタが赤い車の乗ってやって来ました。
約5年乗った2台のB○○くん、素晴らしいエンジンで走る喜びを与えてくれ大活躍してくれましたが、
それ以前の愛車がどうしても忘れられなかった私。再び赤いA○○が来ました。
コンパクトな車ですが、華奢だったBくんに比べ、がっしりとしている。パワーは充分、そして静か。たったの
2年ですが、どんどん進化していることに驚かされます。5分〜10分前の渋滞情報がカーナビに表示され、
エンジンをかけたまま降りるとエンジンは止まりサイドブレーキまでかかる。
安全性、機能性への拘りはさすがドイツ。
しかし・・・ドライバーズシートの前に時計がない、、。インジケーターに大きく表示されているのは、走行速度。
時計はどこ〜?!時計がないなんて不便。しばらく探したところ、車に乗ってからエンジンをかけるまで、そして
目的地に着きエンジンを止めてから降りるまで(・・機敏に動く私にとっては数秒で目にも入りません、、)だけ時計が表示されることが
わかり、あとは、カーナビを出した時(必要ない時は収納でき、フロントの視界が広がるようになっています)、
カーナビの下に小さく表示されることがわかりました。
それで気づきました。私はこれまでずっと“時計”を見て運転していたことに。○○に何時に着かなくてはならない、
時間に間に合うか、、と、いつも時間だけを気にしながら運転してた私です。しかしながら運転において
肝心なのは時間ではなく“速度”、安全に運転するスピードですね。教えられました。
便利な機能もありますが、まだまだ使い切れない装置がいっぱいですし、使わ(え)ない機能もいっぱい。近隣のガソリンスタンドの
場所と、ガソリンの値段まで教えてくれる。そして例えばテレビ。
エンジンを切った時に見えて、走行中は見れないように出来ていますが、
車を止めて車内でぼっとしている、、なんて時間は私にはないですし、もともと滅多にテレビを見ない私、きっと
最後まで使わないような気がします。
納車2日後に早速キングズウェルへ。左上はテノールの片野耕喜さんとランチタイム・コンサート時の写真です。
サンタは夢と希望を乗せ、クリスマスにやって来ました。これからしばらくこの赤い子を可愛がります、
そしてこの赤い子は私の良き足となり各地へ走ってくれることでしょう。
Enjoy the winter!!
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